家族

月桂樹-安心感

月桂樹と女性

朝から「今日休もうかな・・・」と娘。

地域活動支援センターにお世話になって早二年になりました。

2年前、自宅に一人でいることが不安だということで、かかりつけで精神科の主治医に訪問看護を紹介していただきました。

以前から精神科にお世話になっていましたが、彼女の不安が大きくなってきた頃には、友達の家に行ったりご近所のお宅にお邪魔したりしていたようです。(本人が一人にならないよう考えて行動していたようです。)

私の実家はお隣の県で電車乗り継ぎと徒歩で約1時間、車でも小一時間掛かるので選択肢になかったようですね。

ただ、訪問看護の支援を受けることのできる頻度が、最大で週3日・一回に付き30分ということで、そのほかの日中の時間がすっと一人なため、市の福祉課に他に何か支援がないかを探しに行きました。

いくつか紹介していただいた中で、比較的近く・バスでの送り迎えがある地域活動センターを見学させていただき、即決して次の日から通わせていただきつつ、訪問看護も利用させていただくこととなりました。 

当時私はフルタイムで働いていたので日中自宅にいることが出来ず、娘は一人で過ごしていたのです。

ただ、訪問看護と地域活動支援センターの支援を受けていても、一人になる時間があるためそこがネックになってはいたものの、勤務先の制度も活用させて頂き、有休休暇に加えて10日間の介護休暇を頂いていたので何とか2年しのいできたのです。(かといって娘のことで頻繁に休むことが出来なかった私にとって、しのいできたという言葉がしっくりする気がします)

しのいでいるうち半年前娘がオーバードーズしてしまい、もうしのぐのはやめようと遅まきながら決心しました。

先述のようなことは初めてではなかったため、私の大きな決断ポイントになったのです。

今は勤務先の制度を活用させていただくことで日中自宅で娘が一人にならないように配慮して、彼女も私がいることが全然違うと言ってくれています。

・・・で、今朝の話に戻りますね、

結局、「今日は帰りはバスに乗って来れなさそうなので迎えに来てほしいと」私に頼んで、地域活動支援センターへは休まず迎えのバスに乗っていきました。

時々地域活動支援センターをお休みしたり、途中で「迎えに来てほしい」と電話がかかってきたりと不安定なのは相変わらずですが、いつでも対応できることが娘の安心感につながっているそうです。

娘に関して、

回復って何なのか、どうしたらよい方向に行ってくれるのか・いい状態になってくれるのか、不安が少なくなるのか、どれほど時間がかかるのか・・・と考えてしまう時期もあったのですが・・・、

今、安心して過ごしている娘を見て、まずは安心して過ごしていればいいと思っています。

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